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投稿小説

守護神の涙
制作者:festivalさん

エピローグ

 数日後、エックスとゼロの活躍によりDrドップラーもとい、シグマを倒す事に成功した。

 そして二人が任務を終えてベースに帰ろうとした時だった。

「エックス、何処行くんだ?」

「ちょっと寄りたい所があるんだ。先に帰っててくれ。」

 そう言ってエックスとゼロは別れた。エックスの向かった先は森林だった。

 しかし、そこは以前の無残な面影を忘れ去るかのように、美しい新緑へと戻っていった。

 そして、エックスはさらに森の奥の方へ進んだ。沢山の獣や小鳥達、しかし彼らはエックスを歓迎しているかの様だった。

 エックスのついた先は墓だった。しかも墓は二つになっていた。チーテリアとその兄タイガードのものである。

 エックスは墓に語りかけた。

「タイガード、君の敵は討ったよ。静かに眠ってくれ。お前の愛したこの森で、兄妹仲良く。」

 その言葉を聞いた墓は、心なしか二つとも微笑んでいるようだった。それを見たエックスは、笑いながら一筋の涙をこぼした。

 エックスはそれ以上何も言わぬままその場を後にした。

 さらに数年の月日がたった。その森は今も尚絶える事のない平和で満ち溢れていた。

 そして二人の墓にはいつの間にか沢山の花が咲き始めた。

 美しい白い色をした花だった。まるでこの森をいつまでも見守り続ける、

 守護神の涙のように・・・。



制作者コメント
完成した〜♪いかがでした?僕の小説は。
小説を作ったりするのは好きなんですが、文章とかの表現力が僕には足りないんですよ。
漢字も苦手なので絶対一つは誤字があると思います。(汗)
タイガードには妹がいたんですね〜。驚きです。(いや、自作だろ!)
僕にも妹がいますが、チーテリアみたいに兄想いなところはぜんっぜんありません!(きっぱり)
もうわがままで、偉そうで、親の言うことを聞かなくて、がさつで、ホント苦労してます。(涙)。
まぁ、こいつの話は置いといて。(爆)
やっぱり小説書くなら感動系がいいと思いました。
どうでしょう、僕の小説で泣けますか?
泣けた方、どうもありがとうございます。(それだけ?)
まぁ自分なりにはよく頑張ったと思いますんで。
以上です。(何か訳の分からん感想になってしまった・・・。)


管理人コメント
ありがとうございます〜♪ いいお話でしたよ。
チーテリアさん、健気っす! がんばり屋さんなのに、ヴァジュさんにあっさり殺されてしまうとは(T_T)
ヴァジュリーラはかなり残忍なんですね〜。まあ確かに、ドップラー博士の命令を無視するような人ですから(笑)
タイガードも妹想いなんですね。いいですねぇ、兄妹って。
はたまた例によって、イラストを描いてみました↓


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