〜ロックマン＆ロックマンＸ〜
第５話　魚ロボットの強襲
制作者：ドリームゼロさん


＜これまでのあらすじ＞
　２０ＸＸ年・・・エックスとゼロにある任務が与えられた。ある任務とは最近行方不明事件を起こしている『ゾルク』というレプリロイドが廃棄工場で目的情報があった。そのゾルクというレプリロイドを排除するという任務だ。しかし、ゾルクと戦っている最中にゼロが重傷を負った。ゾルクはエックスがゼロに気をとられている間にある兵器を取り出し、エックスを１００年前の世界にとばした。
　２００Ｘ年・・・ロールが買い物の途中にエックスを見つけ、ライト研究所に運んだ。エックスは無事回復し、しだいに仲良く（？）なっていった。そんな時、『ワールドー』という会社が『賭けバトル』をしているのを聞き、エックス達は賭けバトルが行われている闘技場に向かった。ところが闘技場にエレファンというロボットが入り、その後すぐ『ワールドー』という科学者が入り、さらにワイリーの弟という…………。二人（ロック＆エックス)はコレイプス・バレーという谷でエレファンと倒したが、ワールドーを取り逃がしてしまう。その後、過去に戦ったニードルマンと戦闘になり、二人は勝った。二人はライト研究所に戻り、ロックマンは新たな武器『ロックセイバー』をライト博士からもらい、闘いにそなえた。

＜登場人物＞
〜２００Ｘ年〜
ロックマン・・・元は家庭用ロボットとして産まれたが、ワイリーの悪事が許せず、戦闘用に改造してもらった。何度も世界の危機を救った、僕達のヒーロー！
ライト博士・・・天才科学者でロック達の産みの親。ワイリーとは学生時代同級生。
ロール・・・ライト博士が造ったお手伝いロボット。ロックの妹にあたる。
ラッシュ・・・ライト博士が造ったサポート犬ロボット。ロックマンと合体できる。
ビート・・・コサック博士がロックマンにプレゼントした鳥形サポートロボット。無敵の体当たりで攻撃する。
ブルース・・・ライト博士が造った人型試作品ロボット。孤独を愛し、いつも自分の信念で行動する。ロックマンの兄にあたるがロックマンは気付いてはいない。
フォルテ・・・ワイリーがロックマンのデータを素にして造った戦闘用ロボット。ロックマンを倒すことが目的だが、いつも倒せない。今はワイリーのもとから去り、消息不明。
アルバート・Ｗ・ワイリー・・・世界征服を企むが、いつも失敗に終わる。科学者としてはライト博士に今一歩劣る。
アルバート・Ｗ・ワールドー・・・賭けバトルを開いて戦闘データを集め、ロボット開発に利用している。彼はワイリーの弟というが………………？
〜２０ＸＸ年〜
ロックマンＸ・・・何度もシグマ達を倒してきたが、謎のレプリロイド『ゾルク』に１００年前の世界にとばされてしまう………………。
ゼロ・・・エックスとともにシグマ達を倒してきたが、ゾルクとの戦いで重傷を負い、今も眠り続けている。
ゾルク・・・エックスを１００年前の世界にとばした張本人。未だに消息・目的は謎。
＜今までに登場（戦った）ボス＞
ゾルク・・・登場人物参照。
エレファン・・・ワールドーが造った象型ロボット。攻撃は単純。
ニードルマン・・・過去に倒したが、ワールドーが造り直した。手に入る武器は８方向に分裂する『ニードルボール』。

〜Ｄｒ.ライト研究所〜

ライト	「よし、これで修理と『ロックセイバー』の取り付けが終わったぞ」
ロックマン	「ありがとうございます、ライト博士」
エックス	「しかし、あのワールドーというのは何者なんだ？」
ロックマン	「確かワイリーの弟とか言っていたけど………………」
ライト	「この戦いは厳しくなると思う。そのためのパワーアップパーツを今製作中じゃ。出来しだい、エディに運ばせる」
エックス	「『運ばせる』って事はまた何か事件があったのですか？」
ライト	「そうじゃ。実はワールドーから犯行声明文が届いた。次はロボット水族館をのっとったらしい。中は改造されたロボットでいっぱいじゃ！　しかもあと１２時間で魚ロボット達が大爆発するらしい！　ロボット一体で直径５ｋｍの大爆発じゃ！！」
ロックマン	「大変だ！！　ラッシュ！　今すぐ行くぞ！！」
エックス	「僕も行く！」
ライト	「魚ロボットの爆発はプログラム式じゃ。つまり魚ロボットを破壊すれば爆発は防げる！」
ロックマン	「わかりました！！」

〜ロボット水族館前〜

エックス	「ここがロボット水族館か」
ロックマン	「早く乗込もう」

　ロックマン達は水族館の中へ入っていった。

〜ロボット水族館内部〜

残りタイム　１１’４８’２０（１１時間４８分２０秒）

ロック＆エックス

「！！」

　ロックマン達が中に入ると大量の魚ロボットが待ち構えていた。

ロックマン	「こんなにいるなんて」
エックス	「こうなったら片っ端から破壊するしかないな」
魚ロボット	「グオオォ」

　魚ロボット達が突進してきた。しかし、ロックマン達はバスターで返り討ちにしたが……………。

エックス	「くそ！　どんどん出てくる。これじゃあ限が無い！」

　魚ロボットは後約５０００体いる。

ロックマン	「そうだ！　ニードルボールがある！　ニードルボールなら一気に倒せるはずだ！！」
エックス	「なるほど。８方向に分裂するニードルボールなら確かに倒せる」
ロックマン	「食らえ！　ニードルボール！！」

　ロックマン達はニードルボールを発射した。
　魚ロボット達は次々に壊れていく。が、問題が一つある。

ロックマン

「はぁ、はぁ、もうエネルギー切れか………………」

　そう、エネルギー切れすればただバスターで戦うしかない。

エックス	「でも、もう魚ロボットは残り少ない。後はバスターで倒せるはずだ」
放送	「フフフ、それはどうかな？」
エックス	「誰だ！！」
放送	「俺様は音速速攻部隊隊長シャークマン（プレイヤーのパクリ？）だ。魚ロボットは製造機でいくらでも造り出せる。いくら魚ロボットを破壊しても無駄だよ」
ロックマン	「なら製造機を壊すまでだ！！」
放送	「出来るものならな！　フハハハハッ！！」

　放送はきれた。

　ちなみに残りタイム　１１’４’２８

　ロックマン達は魚ロボットを倒しながら奥に進んだ。そして、扉が見えてきた。

エックス	「ようやく扉か………………」

　ロックマン達が扉に入ろうとしたその時。

？？？

「待って」

　突然ロックマン達の前に誰かが現れた。

ロックマン	「エディ！」
エディ	「ロックマン、エックスさん。ライト博士からのパーツだよ。それと伝言メッセージ。Ｄｒ.ライト『ロックマン、エックス。ようやく完成した、ニードルアーマーじゃ。ショット攻撃はニードルショットになって中〜遠距離で連射能力が高くなっておる。チャージショットはニードルキャノンじゃ。それに自分の体から８方向ショットが撃てるぞ。それと敵に触れただけでダメージを与えられる。ただし、スライディングは装着中は無理じゃ。それじゃあ頼んだぞ、ロックマン、エックス』です」
ロックマン	「ありがとうございます、ライト博士」
エックス	「それじゃあ早速装着しようぜ」

　ロックマン達はニードルアーマーを装着した後、扉の中に入る。
　中にはイカ型ロボットがいた。

？？？	「ようやく来たなチビども。俺の名前はダイオーイカ（名前の通りダイオウイカがモチーフ）だ。シャークマン隊長の命令によりお前達を破壊する」
エックス	「のぞむところだ！」

残りタイム　１０’５６’２１

ロックマン	「ニードルショット！」
ダイオーイカ	「なんの！スピンバリア！！」

　ダイオーイカは回転し、ニードルショットを弾き返した。

エックス	「うわぁ！」
ロックマン	「エックス！」
エックス	「このくらい大丈夫だ」
ダイオーイカ	「ぼさっとしてんじゃねえ！　食らえ、スピンクラッシャー！！」

　回転したダイオーイカがエックスに激突し、エックスはさらにダメージを受けてしまった。

エックス	「グッ！！」
ロックマン	「エックス！　こうなったら研究所に戻るんだ！！」
エックス	「で、でもそれじゃあキミが…………」
ロックマン	「いいから！！」
エックス	「……………わかったよ」

　エックスはライト研究所に戻った。

ダイオーイカ

「お前一人で俺様に勝てると思ってるのか〜？　クックックッ。それじゃあとどめだ！　スピンクラッ……………」

　ダイオーイカは突然倒れた。ダイオーイカはダメージを受けていた。しかもよくダイオーイカを見るとニードルが刺さっている。そう、エックスにスピンクラッシャーをした時にアーマーについていたニードルが刺さり、今頃刺さっているのが気付いたのである。

ダイオーイカ

「ば、ばかな………………」

　ロックマンはバスターを構えた。

ロックマン

「ニードルキャノン！！！」

　ニードルキャノンがダイオーイカの体を撃ち破る。

ダイオーイカ

「な、なかなかやる………………な………。だが……隊長は…………俺様……よりも数倍つ……よい…………。き………さまは隊長に倒され…………。」

　ダイオーイカは爆発し、ライフエネルギー大を落とした。

ロックマン

「待ってろシャークマン！　必ず倒してやる！！」

続く